黒鮪(くろまぐろ)・本鮪(ほんまぐろ) 本体価格 万円
物件番号 | [No.19] |
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物件名 | 黒鮪(くろまぐろ)・本鮪(ほんまぐろ) |
識別コード | 011385010 |
時候 | 時候 初冬(十一月)~初春(二月) |
地方名称1 | ※同種大西洋黒鮪は別頁で説明 |
詳細説明 | サバ科の海産硬骨魚。大型種、黒鮪(本鮪)はマグロ七種類の中で特に大きく、市場価値も高く超高級魚。漁獲比も3%と低い黒マグロは遠洋性回遊魚で北半球の熱帯、温帯海域に広く分布し、南半球にはいない。 日本近海では暖流に乗り北上し、太平洋を横断。アメリカ西海岸に達し、数年かけて成長し戻る。成長したものは日本近海を季節で南北の移動をくり返す群がある。 |
特徴 | 特徴 体は紡錘形で体色は背部は青黒色で腹部は灰白色。胸びれは短く、その先端は第二背びれに達しない。 幼魚は体側に腹背の方向に淡色の帯があり、近畿地方、四国ではヨコワ、ヨコ 京都ではヨコワガツオとして好まれる。関東、中部地方ではメジ、メジマグロと呼んでいる。 最大体長三mに達し、体重七〇〇㎏以上になる。産卵は日本近海では行われず。太平洋の台湾から沖縄東岸沖五月から六月、大西洋メキシコ湾(夏) 地中海シシリー周辺(夏)に産卵する。体重二八〇㎏の雌で一千万粒の卵を産み、孵化して秋には一五~三〇㎝になり、一~二年間は淡色の横帯がある。ヨコワ(めじ)は日本海では能登半島を中心に多く漁獲される。 黒マグロの成長は早く一年で六㎏。二年で一二㎏。三年で二四㎏。四年で四八㎏と倍々に成長。五年で六〇㎏台となり成熟する。市場に於てはヨコワ(めじ)一~二年もの 一〇㎏位 中坊(ちゅうぼう) 三~四年の三〇~四〇㎏位のものは流通する。 遊泳速度は実に早く、時速七〇㎞以上に達する。 餌はイワシ・サバ・カツオ・イカ類 旬は冬期が美味で、青森沖から北海道の黒マグロはたっぷり脂肪が乗り、体重一二〇㎏、それ以上の物は高価で取引される。黒マグロの持味トロは口の中で淡雪の溶けるように、赤身はネットリとして、ほんのり甘く、かすかな酸味がある。 鮪の身卸しの名称 一本の鮪は五枚に卸し カミ・ナカ シモに切ると一二ブロックになる。 ○背節カミ→赤身の中級品 ○背節ナカ→赤身の高級品 ○背節シモ→赤身の下級品 ○腹節カミ→大トロの高級品 ○腹節ナカ→中とろの中級品 ○腹節シモ→中とろの下級品 ○天端(てんぱ)の赤身→頭・背骨に近い赤身のところ特に濃赤身を示す。柔かくこくのある味わいである。旬は十一月より二月。 |
漁法 | 延縄 巻網・釣りで漁獲される。 |
料理 | 刺身 すし種 焼物 ねぎま鍋 味噌仕立 清汁仕立 血合い竜田揚 まぐろ菜漬他 |
資料 | |
こだわりアイコン | [11月] [12月] |
更新日時 |
登録:2016年08月19日 10時29分 更新:2019年01月31日 09時51分 |